今、学ぶべきプログラミング言語は何か~2015年12月版~
手法
年収をベースとして、単純に相関を考えることにしました。
結果
・プロット
・相関係数
-1から1の範囲で、絶対値が大きいほど関係性が高いことを示しています。
相関係数 | |
年収と求人件数 | -0.212 |
年収と使用率 | -0.056 |
年収と登場年 | 0.538 |
考察
年収と登場年に正の相関(0.538)があることから、新しく登場したプログラミング言語ほど、高い年収となっていることが分かります。データを見ると、比較的最近登場した、SwiftやScalaのエンジニアの年収が高いことが分かります。SwiftはiOSアプリ開発で使われており、ScalaはTwitterのバックエンドの一部に使われていることなどから注目を集めています。※1
この結果から分かること
今まで使ってきた言語に固執せず、柔軟に新しく出て来た言語に対応することで、より高い収入を得ることができる可能性があることが分かりました。これは、プログラミング言語に限った話ではなく、新しく出て来た技術を貪欲に吸収して使いこなす力を持ったエンジニアが高い年収を得ていると考えるのが自然ではないでしょうか。
参考サイト
・プログラミング言語別給与ランキング【2015年版】〜1位はScalaの401万5,909円〜 | HRog | 人材業界、採用、HRに関するニュースメディア(2015年12月2日確認)
・TIOBE Software: The Coding Standards Company(2015年12月2日確認)
・RubyからScalaやJavaへの移行について、Twitterのエンジニアが語る - TEPPEI STUDIO(2015年12月2日確認)